今回のポイント:在宅腫瘍治療電場療法の枠組みを非小細胞肺癌へ拡張する評価事例です



保険上の評価
小型・大型の体表面用電場電極として評価され、類似機能区分比較方式により、小型48,800円、大型65,000円とされています。有用性加算10%が認められています。
資料上は、C118 在宅腫瘍治療電場療法指導管理料が準用技術料として示されています。
既存技術・既存機器との比較
比較対象は、非小細胞肺癌に対する標準治療、免疫チェックポイント阻害薬、薬物療法、および既存の腫瘍治療電場療法です。
MBEXの見方
この案件は、既存の在宅腫瘍治療電場療法の枠組みを、非小細胞肺癌へ拡張する評価と見ることができます。
医療機器の保険適用では、対象疾患の拡大、使用部位の違い、電極構成の違い、既存治療との併用効果などを整理することで、新たな評価につながる場合があります。
自社製品への示唆
中医協資料は過去の評価事例を知るうえで重要ですが、自社製品にそのまま当てはめられるとは限りません。C1/C2、E2/E3、既存技術料、新規技術料、類似機能区分比較方式、原価計算方式のいずれを検討すべきかは、薬事状況、対象患者、既存技術との差分、学会・KOLとの関係を含めて早期に整理することが重要です。
